- 2007年12月27日
- よくあるご質問
ホウ酸塩って化学物質じゃないの?
ホウ酸塩は、原子番号5の元素「ホウ素(ボロン)」が酸素などとくっついたものです。 水(H2O)やホウ酸(H3BO3)も広い意味では化学物質であるといえますが、 人工的に合成されたという意味での化学物質ではありません。 ホウ酸塩鉱物は主にアメリカのカリフォルニア州で発掘・精製されています。
DOTってなんですか?
DOTとは、八ホウ酸二ナトリウム四水和物の別称です。ホウ素含有率が高く、木材保存の用途に最も適したホウ酸塩です。
シロアリや木材腐朽菌に効いて、人には安全?
植物にとってはホウ素は必須微量栄養素です。人は野菜を食べたり水を飲んだりすることで、毎日ホウ酸塩を摂取しています。 ホウ酸塩を摂りすぎた場合、人間をはじめとするほ乳動物は尿と一緒に体外に排出します。 しかし、腎臓を持たないほ乳動物以外の生物が摂取し続けると体内に蓄積し、エネルギー代謝が止まって死んでしまいます。 ホウ酸やホウ砂が洗眼用として薬局に置かれているのは、この「細菌に効いて人に優しい」という作用を利用したものなのです。
エコボロンPROが口に入った場合、皮膚に触れた場合、 眼に入った場合などを想定した安全性試験でも、安全性が確認されています
。日本でホウ酸処理が普及していないのはどうして?
ホウ酸塩が木材保存剤として有効なことは1930年代から始まったオーストラリアの研究で知られていましたが、 わが国では高い殺虫効果がある農薬系の薬剤が戦後のアメリカイズムと共に普及し、 薬剤メーカーとその施工業者による寡占化が進んでしまいました。
さらに、ホウ酸塩の水に溶けてしまうという性質が弱点として宣伝されました。 しかし、住宅の土台や壁内部の木材が風雨にさらされることは通常ありえません。 壁内部は特に再施工が困難な部位ですので、5年という短い期間で効果が薄れてしまう農薬系の薬剤よりも 半永久的に効果が持続するホウ酸塩の方が優れています。
アメリカでは自ら世界にばらまいた農薬公害から脱却し、 今ではアメリカ本土の木造住宅の約90%がホウ酸塩で防蟻処理されています。 イエシロアリが猛威をふるっているハワイ州でも、土台から屋根までほぼ100%にホウ酸塩が用いられています。
わが国でも遅ればせながら健康志向が高まり、農薬の代替品を求める動きが強まると共にホウ酸塩に注目が集まっています。 これからはホウ酸塩(エコボロンPRO)による防蟻処理が主流になっていくものと思います。
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